I produce garlic in Fukuchiyama-shi, Kyoto
Garlic from Fukuchiyama, Kyoto which is famous for the Kyono greens
No pesticide, cultivation with the organic fertilizer
It is very delicious garlic
9月中旬
◆ 圃場の土壌分析
分析結果を基に、有機堆肥・ミネラル肥料を投入。
鋤き込んで、マルチを張っておきます。
分析結果はしっかりと数値で出てくるので、どの栄養分が不足しているのか一目瞭然なんです。
しかもどれだけ投入すればいいのかも示してくれる!
そんな根拠のある有機肥料による栽培ができるので、大切な作業です。
10月末
◆ にんにくを1片1片にバラす
種用に大・中以下・合体・剥けの4種類に分類。
それぞれエリアを区切って植えるようにしています。
その方が良いにんにくを優先して育てていけるからです。
にしてもこの作業…地味にすごく手が痛いです。
11月上旬
◆ 植え付け
1片1片丹精込めて手作業で植えていきます。
3cmほど押し込み、土をかけていきます。
その後、カラス対策として釣り糸を張っていきます。
10日ほどでちらほらと芽が出てきます。
1月~2月
◆ 追肥(ミネラル肥料)
カルシウムを根もとに!
マグネシウムを葉面散布。
マグネシウムは葉緑素の中心となるミネラルで、にんにくの香りとコクを引き出します。
そして、そのマグネシウムの吸収を助けるミネラルとしてカルシウムを根もとに撒きます。
3月下旬~
◆ 雑草処理(収穫まで随時)
◆ 乳酸菌を葉面散布(収穫まで10日に1回)
雑草の処理はこの時期からずっと続きます。
穴あきマルチなので、にんにくの根もとのみ引いていきます。
谷や畔は雑草だらけですが、にんにくの根もとだけで精一杯です…。
乳酸菌は自分で培養します。
米のとぎ汁に牛乳を入れるだけですが…
これを400倍に希釈して使用します。
病害虫への効果と成長促進のために散布しています。
4月末~5月中旬
◆ にんにくの芽切り
実は伸びるのを待って収穫し、炒めものなんかに入れると最高に美味しいのですが、
にんにくが大きくなるためのエネルギーを使って伸びるものなので、見つけ次第、バッサリいきます。
にんにくの芽が欲しい方には圃場にご自身で取りに来ていただき、図らずも伸び伸びになった芽をゲットして好きなだけお持ち帰りいただいています。
5月末~6月上旬
◆ 収穫
まずは引き抜く。もちろん人力。1本1本丁寧に抜いていきます。
そして1日圃場で天日干し(天候にもよりますが…)。
その後。茎を10cmほど残して切り、根っこも切り、コンテナに入れていきます。
そのコンテナを乾燥機にイン。
約2週間で、25~30%の水分を飛ばします。
この乾燥機、24時間稼働させるので、昼夜を問わず燃料補給が大変でして…しかも電気のきてないハウスなものですから、
発電機の燃料も補給が必要(エコモードで連続運転約7時間)実に敏感な約2週間となるのです!!
6月下旬~
◆ 出荷
茎と根っこを綺麗にあらためてカットして、大きさ別に選果して、皆様の食卓へと向かう旅路につくのでした。